TestDiskに救われる

先週メインで使用していたPCのCドライブが破損した。
破損前に十分に長い期間その予兆を示していたのでタスクスケジューラで定期的に
バックアップを行っていた。
Cドライブのディスクを入れ替えてWindowsXPをインストールしようとしたとき、
誤ってそのバックアップのほうの別のディスクの単独の基本パーティションを消してしまった。
さらに悪いことに、その領域に新しい基本パーティションを作成しなおしてしまった。

結果からいうと、TestDiskによってもとのデータが全て復元された。

何度か起動が出来なくなる障害に遭ったことはあるが、
OS起動不可の状態からディスク復旧を試みなければならないことは
4年くらいはは無かった気がする。

当時と比べるとネットで調べるとLinuxを利用した復旧ツールはかなり進化している。
気の利いた復旧ツールの進化を育み、
さらにそれ自体に再配布の自由があるこのOSに心から感謝。

■TestDiskで行った作業記録

TestDiskの使い方は下記サイトを参考に(TestDiskでぐぐって一番上だった)
http://lets-go.hp.infoseek.co.jp/testdisk1.html

難しいことは良く分からないので、ざっと読み飛ばして

Ultimate BootCDを作成し、TestDiskを起動、
Analyze→Searchとするとディスクのルートフォルダのファイルリストが出た。
完全に消えてはいないはず。望みはある。

そのままWriteを実行。そしていざXPからよみとろうとするが、「フォーマットされていません」となる。
ここまで来てあきらめられない。

もう一度Analyze→Search→Writeを繰り返し、よくみると、
まだなにかエラーメッセージが出てるようだ(詳細は覚えてない)が、
そのメッセージを元にして何かの操作をした、おそらく「Rebuild BS」だったと思う。
それで読めるようになった。そのことから考えると、そのメッセージはおそらく
Boot Sectorが正常ではないというような内容だった気がする。

起動ディスクでなくてもBoot Sectorが必要で、
Writeをしたことでそこに不整合が生じ、Rebuild BSで復旧したということだろうか。